美容目的の鍼灸治療

美容鍼灸とは、鍼灸によって身体を整え、美容・美顔・美肌・リフトアップを行う、 美容目的の鍼灸治療です。
美容と健康は直結しています。
身体が不健康な状態で肌が健康である訳が有りません。
体表に現れる美容上の変化は、身体内部の状態を反映しています。

当院では全身治療をして、身体の外と内の両方を変化させる治療を基本に美容に取り組んでおりま す。
肌の色や張り、くすみなどで病気を判断する鍼灸はとても美容に対するアプローチが得意です。
鍼灸治療によって身体の水分代謝を調節したり、便秘がちな腸の活動を整えたり、自律神経の活動をコントロールしたりといった健康管理をすることで、特に美容鍼灸をしなくても美容効果は現れてきます。
手もみ治療院 DAIKICHI ではこのような健康管理を基本に行いつつ、更に美容に特化した施術を行います。

一般鍼灸治療ではあまり行わない美容を目的とした顔面・頭部の施術は、特にむくみ、たるみに効果的です。
顔色が明るくなり、ハリと艶が生まれ、新陳代謝が良くなることを実感できます。
美しく見せるための鍼灸ではなく、健康な身体から生まれる美しい肌を追求する鍼灸です。
そのための生活改善や食事指導なども含めてトータルに健康を目指します。

美顔鍼治療

美容鍼灸の効果

美容鍼灸の効果は、施術直後に顔の輪郭の変化や小顔効果などを実感していただけます。
数回の継続によりシワやたるみの減少や肌のハリ具合の変化、肌の健康度の変化などを感じてもらえるケースが多いです。
さらに継続的に美容針灸を続けていただくと、顔の輪郭が引き締まってくるなど、より美容効果が実感できると思います。

美容鍼灸の応用

美容鍼灸は顔面部の鍼治療です。
顔面部は細かい血管が豊富で皮膚も薄く痛みも出やすいため、顔の鍼は技術が必要です。
美容鍼灸を担当するスタッフは顔面部の解剖学の知識が特に豊富で、繊細な顔面部に鍼をする技術に長けているために、顔面部におけるさまざまな疾患、症状の緩和・治療に美容鍼灸の応用ができます。
例えばベル麻痺やラムゼイハント症候群など顔面神経麻痺の治療、三叉神経痛の治療、鼻の疾患、額関節痛や顔面部の外科手術の後遺症、放射線治療の後遺症、皮膚疾患や花粉症などさまざまな顔面部の疾患・症状の治療に応用できます。
不眠や不安などの症状にも顔の施術がとても効果が高い場合が有ります。

皮膚構造と美容

美しく見せるための鍼灸ではなく、健康な身体から生まれる美しい肌を追求する鍼灸です。
「美しい肌」とは、肌の表面が美しく潤い、弾力・張りがあり、透明感のある肌です。
健康な皮膚の美しさは、健康な身体があって初めて生まれるものです。
なぜなら、皮膚は皮膚だけが独立したものではないからです。
皮膚は生きているのです。

皮膚の構造は、外側から
 1 表皮(約0.1mm)
 2 真皮(約1~4mm)
 3 皮下組織
に分かれています。
皮膚は一定の厚みを持っていて、真皮から表皮に向かってたえず新陳代謝を繰り返しています。

●表皮
普通「肌」というと、一番表にある表皮の様子を見ています。
表皮をさらに細かく分けると外側から・角層・透明層・顆粒層・有棘層・基底層の5つに区別されます。
表皮を形づくる細胞は、表皮の深部にある基底層で生まれ、徐々に細胞の形を平たく変えながら皮膚表面に向かい、やがて垢となって剥がれ落ちます。
基底層から角層までたどり着くまでは約14日間かかります。
さらに角層にたどり着いてから、剥がれ落ちるまでまで約14日間かかります。
表皮は約28日間で常に新しく生まれ変わっているのです。
※これをターンオーバーを呼びます。皮膚の状態・年齢・身体の部位によりターンオーバーの周期は異なります。

●真皮
表皮の下にある厚い層で、皮膚のハリと弾力はこの真皮で決まります。
真皮は主にヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンでできています。
ヒアルロン酸は肌のみずみずしさのもとで、コラーゲン・エラスチンは肌のハリと弾力を決めるものです。

皮膚の美しさは循環から

肌の一番外側にある角層に適度な水分があることも大事なことですが、肌の弾力やみ ずみずしさはもう一段深いところにある真皮の保水力で決まります。
しかし、残念ながら肌表面から水分を与えても、真皮にまでは届きません。
化粧水やクリームが浸透するのは角層までだからです。

皮膚の美しさに最も大事なもの、それは血液・リンパ循環です。
血液・リンパ循環によって、肌に必要な栄養分は運ばれてきます。
そして、たまった老廃物を運び去るのもこれらの循環です。
循環が良いことが肌の新陳代謝をスムーズにし、皮膚のハリと弾力を保ちます。
それに加えて、ターンオーバーも円滑にするのです。

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